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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 第11話(最終回)「あの夏に咲く花」 感想

それぞれの歩む道。今はまだ、青い栞
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花火の後、めんま弟を迎えに来ためんまの家族の姿も。
皆へお辞儀をするイレーヌの表情はやわらかく、自分にはそのお辞儀が「めんまの為にやってくれたことへの礼」と、「家族という大切なものに気づかせてくれたことに対しての礼」に思えました。



めんまが成仏できなかったのは、自分達が自分の事しか考えてなかったからだというあなる。


・あなるの懺悔
『めんまを想い続ける仁太を見るのなんて、耐えられない』
だからめんまが成仏すればいいと思った。

・ゆきあつの懺悔
『仁太にだけめんまが見えるのなんて、耐えられない』
だからめんまに成仏してほしいと思った。

・つるこの懺悔
『めんまが成仏してあなるが仁太とくっ付けば、ゆきあつの傍にいられる』
だからめんまを成仏させようと思った。



つるこが昔からずっと羨ましかったのは、ゆきあつの理解者でいつも隣にいたあなるだったんですね。めんまにははなから敵わない、と諦めていた。
つるこのこと考えると、めちゃめちゃ切ない

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そして、ぽっぽの懺悔

ぽっぽ「俺、見たんだ・・・めんまが逝っちまうとこ」

めんまが死ぬところを見て、動けなかったぽっぽ。

『成仏させないと、めんまが自分を許してくれない』
だから、めんまの成仏を―


皆が皆、過去に囚われて苦しんでいた。

仁太「めんまが俺だけに見えること、嬉しかった」
仁太もまた自分勝手に、めんまの成仏を心から願わなかった。


『めんまの願いを、ちゃんと叶えよう』

自分に正直になって、めんまの「成仏して生まれ変わりたい」という気持ちを知った皆。
超平和バスターズがようやく一つになれた瞬間でした。

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めんま「めんまのお願い、もう叶っちゃってたみたい」
めんまと仁太母の約束は、仁太母の生前の願いは「仁太に我慢せず泣いてほしい」というものだった。

めんま「じんたん、ぜったい泣かす!」

それが、めんまの願い

じんたん泣いてる。仁太のお母さんも泣いてる。
これを見てる俺も泣いてる



成仏しそうなめんまを負ぶって、秘密基地へ行く仁太。
しかし、無常…めんまの姿が見えなくなる仁太

めんま「かくれんぼだよ・・・」

めんまを探しに飛び出す仁太達。

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最期の力を振り絞って皆へ手紙を書いためんま。
皆への「だいすき」を込めて書いた手紙…

仁太「かくれんぼなんだろ?お前見つけなきゃ、終われねえだろぉおお」

皆で唱える『もーいいーかい』




もう、いいよね?



めんま「もうーいいーよーぉ…!!」



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めんまの声が皆に届き、その姿が皆に見えるように。
口々にめんまへ『大好き』と言う皆。そして、仁太も

仁太「願い叶えてくれてありがとな。大好きだ、めんま


皆の、めんまへの「だいすき」を込めて


皆「めんま、見ぃーつけたー・・・!」



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見つかっちゃった




めんまは、やっぱり笑顔で。いつも笑顔で。

笑顔で、バイバイ





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学校へ行くようになった仁太。笑顔のあなる。
ゆきあつとつるこは相変わらずだけど、ちょっと違う雰囲気。ゆきあつの困ったような顔が良い
ぽっぽは高卒認定や資格の勉強。


「俺達は大人になっていく」
仁太の最後の語りが、ちくりとした心に染みますね。




『超平和バスターズはずっとなかよし』

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おしまい









素晴らしかった!
正直最終回前はすっごく不安だったんです。綺麗に終わるのか、投げっぱENDになるんじゃないかと。
うだうだ考えてた自分が恥ずかしいw

あの夜の大懺悔大会ですっきりかくれんぼで泣いてすっきり
最高でしたね。
それにしても、つるこが!つるこが!!っしゃこらーつるこなめんなー



栞には「目印」の意味があります。
それぞれが目印をつけて歩む人生。今はまだ歩き始めたばかりの、青い栞
OP曲名と本編がマッチしてて、とっても素敵だなって思いました。


感動を、本当にありがとうございました



>追記(コピペ)
あの花は勿忘草。めんまからみんなへの想いで、花言葉は「私を忘れないで」「真実の友情」
牛乳ビンに供えられてた花はハルジオン。みんなからめんまへの想いで、花言葉は「追想の愛」

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