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偽物語 第5話 「かれんビー 其ノ伍」感想

アララギ視点で紡がれる物語。
シャフト作品は映像をまじまじと視て、そして感じてください。
レッツ視感!
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 「後悔しなかった事を後悔する」

とある事に後悔せず突き進んで、気づけば後戻りできない所まで来ちゃってて後悔。
そんな痛い目に遭った事はないでしょうか。

自分は方向音痴で、少し道を間違えて迷ってもその内知ってる道に出るだろー、と後悔せずに進んじゃって後で後悔する事がよくあります。
ああ、この場合の「道」に深い意味ありませんよ?道は道、人生的な意味はないです。
あと暦は5人も女友達がいるからプラチナむかつく


貝木と対峙する火憐の回想。
最初にアララギ視点で紡がれる~とか言っておきながら、ここは暦がいない所の回想シーン。
暦視点じゃないけど、月火と羽川経由で聞いた話から暦が想像したものだとご丁寧に説明がありました。
というか火憐も阿良々木なので、アララギ視点であながち間違いじゃないのか。

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貝木はおまじないの噂を流し、まじないを掛ける⇒解く事で中学生から金を巻き上げていた。
全てお金の為。中学生を相手に商売したのは子供が騙しやすいから。


悪びれない貝木の金に関する見方は正しく聞こえます。
火憐は腕っぷしで黙らせる事は出来たんでしょうが、今までの「問いただして、武力でやっつける事ができる悪者」とは違う貝木に呑まれてしまったのか、動けずに貝木から「囲い火蜂」をもらってしまいます。

ひたぎが暦を監禁したのは、貝木とは相性が悪い暦を引き合わせたくない思いから。
そして正義マンの暦に近い火憐もまた、貝木とは相性が最悪だという事か。
緑とピンクの蜂の毒が体を這いずり回るような描写がとても禍々しかったです。


火憐の財布から小銭まで巻き上げる貝木がすごい!
今回の件に見合う対価をきちんと貰い受けることで、歪みを生じさせない行為なのだと思いました。
これが貝木の「歪みない強さ」の理由なのかも。ただし積んでいるのは悪行

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そんなことより、弱っている妹ちゃんを愛でよう!

じゃれ合うのに骨折等の心配をしなければいけないような相手・火憐ちゃんと戯れることが出来るのは今だけ!
囲い火蜂様々。(暦はヴァンプ強いので骨折の心配とかは不要なんだけど)

お姫様だっこでバタつく足が可愛い、髪を解いた姿が可愛い、力のない生意気な口調が可愛い、ヒップラインがOh 猛烈!
暦が横目で忍び見たくなる気持ちも分かりますw


「試合や勝負に負けても、自分に負けなければ負けじゃない」

これ、いい言葉すぎて身震いした。これが火憐の強さ。
精神的に屈して負けそうな時は、この言葉を思い出して踏ん張れる。そんな気がしました。もうこの言葉に出会えただけでも『偽物語』見て良かったとさえ思える。「大切な思い出アルバムがまた一頁できちゃったぜ」レベル。



今からキスをします

という感じで、とんでもない事を火憐に言い放つ暦で〆。ガハラさんっぽい感じがする物言いだったw
次で偽物語は6話、折り返し地点。
さあ、可愛い妹の敵討ちといこうじゃないか、暦お兄ちゃん
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web拍手
2012-02-05 20:31 | カテゴリ:偽物語
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