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あの夏で待ってる 第12話(最終話) 「あの夏で待ってる。」 感想

あの夏の終わり。
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改造車がロボ化して、ナンデモアリな檸檬先輩の戦う姿に胸躍る!素直にカッコ良くて痺れますわ。
イチカ姉も陰ながら助太刀し、りのんも体張って追手を食い止めます。
皆がみんな、イチカと海人のために、大切な人のために自分の力を振り絞って出来る限りの事をしている。これが輝かずにいられますかって!


8ミリカメラへ思い出を詰めこみ、映像に思い出を定着させて形として残す海人。
後悔したくないから。亡き両親の記憶がない海人だから、強くそう思うのでしょう。

形のない記憶の中の良い思い出は、もちろん美しく素晴らしいものです。
でも、物に定着させるってのはより強固な記憶になるというお話。8話の感想でも似たようなこと書きましたけど、映像の場合は単純に記録として残るだけでなく、それを見る度に当時抱いた気持ちを思い出せたり。


『映像で残す思い出は、記憶の中の思い出より劣るか?』
自分は、そうは思いません。
映像の向こうに当時の自分がいる、記憶がある、想いがある。
色々な思い出が絵を通して次々と蘇ってきます。映像で思い出し、記憶をたどり、過去に思いを馳せる。物として残す思い出は、それだけ思い入れが強くなるものだと個人的には思います。


「ずっと好きでいてね」と言うイチカにすかさずカメラを回す海人には少しクスリときちゃいましたが、それほど残しておきたい先輩との思い出なのです。

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目的地に着く海人とイチカ。
イチカのイメージと一致し、痕跡もあった。しかし痕跡は形として残っておらず、直後に捜索隊が到着してしまいます。

引き離されてしまうイチカと海人。
「何かを始めたいと思って、お互い見つけることが出来た」というイチカは、海人を好きでいる気持ちはずっと消えないと言います。

樹に刻み込んだ痕跡は形として残っていなかったけど。その場にはデータとして封印されていた先祖からのメッセージが。
どうしても思い出を残しておきたかった、というメッセージは海人がそうしたいと言った事と同じ。ここは感動の波が押し寄せてきたぜ…

メッセージは17歳おいおいの人に喋っていただき、おねがいティーチャーの事か?と分かる人には分かる演出がニクかったです。


地球を去っていくイチカ。ひと夏が終わりを告げるように―


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季節は過ぎ、冬服の海人達。
哲郎の彼女は美桜「で」いいでしょ、って柑菜ちゃんひでぇw まぁこういった冗談が言い合えるほど皆オープンになったのは、恋心隠してナヨナヨするよりは良い事だよね。

海人姉のお土産にあるポッキーならぬKOPPIは勝利フラグ。さらに檸檬先輩から置き土産でフィルム(映画は未完成)GETして、大勝利フラグ!


皆で視聴する自主映画。檸檬編集マジックで見事映画になってましたね。
そして、フィルムの途中から映し出されたのは皆の日常風景。
撮影中のトラブルバカ騒ぎ、見え隠れする皆の"好き"の気持ち。そして、イチカのありのままの素顔。。


映画撮影という特別なシチュエーションでなくても。
皆と過ごした、イチカと過ごした日々は特別だった。

皆の特別だった「あの夏」がフィルムに収まっていた―



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Fin






忘れたくない、忘れるわけがないと思っていても、いつかは消えてしまうかもしれない。
だから何か形として残したい。
誰しもそう思う事があるんじゃないでしょうか。

こうしてここに感想を書いている自分は、海人と同じ気持ちを少なからず持ってます。
昔の自分の感想だって読み返す機会あるし、それで当時の思い出を振り返ったりもします。
自分の記事なんて大した事ないけど、全部大切な思い出です。

海人の思いはフィルムとして残り、海人達がいなくなっても文化祭等で長く上映されたようです。海人の言っていた「人の中に思い出として生き続ける」とまで大それた事は願っても思ってもいませんが、自分の言葉が誰かの心に少しでも残るならこれほど嬉しい事はありません。
感想書いてるのは自分のためもあるけど、それだけじゃないから。

と、なんか作品から考えさせられて小っ恥ずかしい自分語りになっちゃいましたが、『あの夏で待ってる』は最終回。良い作品でした。作品が終わっても、視聴者の思い出となって何度でも甦るよね。

ありがとうございました!



これは余談だけど、最近おねティ見ました。めっちゃ面白かったので、おねティが気になる人には自信持ってお勧めします。最優先事項とまでは言わないのでいつか見てみてw
今はあの夏の余韻に浸って停滞してほしいかな、個人的には。

では
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