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Fate zero 第15話「黄金の輝き」感想

誘い乱れるcarnival...
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時臣と雁夜の因縁の対決は、番狂わせなく時臣に軍配が上がりました。
雁夜は一度魔術を捨てた身。1年間の鍛錬は付け焼刃にすぎず、いくら狂化の力を借りたバーサーカリヤおじさんでもトッキーの足元には及ばず。。

トッキーに向かって飛んで火に入る夏の蟲から感じるのは、ちっぽけな命の儚さ。齢27歳の普通のおじさんである雁夜と歳が割と近い自分を重ね合わせ、名状しがたい気持ちに。
「俺のサーヴァントは最強なんだ!」と目を輝かせていた頃の彼が、遠い日のように思い出されます。


切嗣からの通信により、セイバーが起死回生の手を持っていると知るランサー。
騎士道精神に則り、セイバーの呪いを解くランサー・・・あ、槍を折らないと駄目なのね。
宝具なのに、なんか勿体ないなぁ。
壊さないとお金が出して使えない豚の貯金箱のような勿体なさがある。

でも折ったからには是非ともその黄金色に光るおカネ…じゃなくて、黄金剣の力をいかんなく発揮してほしいですね!
いっけぇーーー!


エクス・・・!

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 まだ、じらします

雁夜による制御を失ったバーサーカーがバーサク状態に磨きをかけ、見境なくセイバーへ攻撃を仕掛けます。
セイバーは人気者だなぁ。色んなやつから付け狙われ過ぎ。
そういや最初の頃もバーサーカーはセイバーに攻撃しなかったっけ?なんなの?セイバーのこと好きなの?


雁夜の方はというと、トッキーにやられて蟲の息の所を綺礼に見つけられて万事休す。
しかし綺礼、これを殺さず。逆におじさんを治療。
ニィ…と笑う綺礼。愉悦感じちゃってる!感じちゃってるよ!

愉悦は娯楽。時臣相手に狂っていくおじさんを見るのは娯楽。
娯楽王ギルガメッシュが指摘していたように、綺礼はおじさんを見るのが愉しいんでしょうね。
雁夜にはまだ遊べる要素がある、とでも言ってしまいそうな悪い顔だったように思います。
そんな感情を抱く自分が居た事に対して、自分で自分が可笑しくて堪らない様子でもありましたね。
『コイツに、コンティニューだ・・・!』


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お待たせしました待ってましたエクスカリバー!

他サーヴァントの援護射撃もあって、無事対城宝具を発射させることが出来たセイバーの「約束された勝利の剣」
我慢させられた分、気持ち良かったですね←気持ち悪いですね

キャスターは最期の瞬間、想い人・ジャンヌに会えたようだし、龍之介は前回探し求めていたものが見つかったしで、聖杯戦争には敗北してこの世を去ったけど2人は救われたんじゃないかと思います。
神が書いたシナリオを演じてくれた2人のピエロへの、神様からの贈り物かもしれませんね。



というわけで、キャスター討伐終了。
キャスター巨大化から始まって一般人にまで被害が及んだり、途中バサカが乱入して戦闘機バトルになったりとまさに狂宴となりました。
全サーヴァント入り乱れての戦いは見所あったけど、足止めが精一杯のセイバー達は見ていてもどかしくもありました。
そこへ一撃必殺のエクスカリバーはやっぱり気持ち良かった!

次回は予告を聞くに、セイバーvsランサーか。このまま戦いが加速しそうです。
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2012-04-15 15:48 | カテゴリ:Fate/Zero
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