fatezero17-0.jpg
Fate zero 第17話 「第八の契約」感想

虎視眈々と。
fatezero17-1.jpg
殺された言峰神父を発見した綺礼が抱いた気持ちは「悔しい」。
言葉通りに受け取ると故人を偲んでるような意味に聞こえますがそうではなく。「自分が父を殺せず残念」だと、綺礼の心の内を読むギル。
ギルガメッシュは綺礼がどういう人間であるか理解しているんですね。

セイバー陣営に同盟を持ちかける時臣。
残る陣営との戦いに不安を持っているからって、ライダーはともかくバーサーカーはやっちゃえよ。
御三家以外のライダー陣営には聖杯を渡したくない、というのがあるから慎重になってるのね。万全を期そうとする時臣らしいと言えばらしい。


それにしても、ちっこい凜かわええのう。
荒んだ冬木の地に咲く1輪の花ですよ!
しかしこれで父との今生の別れとなろうとは。時臣の教えのおかげで凜はこの後魔術師として志高く、真っ直ぐ成長していける。遠坂家当主としての最後の仕事を終えた時臣であった…

fatezero17-2.jpg
徐々に人としての機能を失っていくアイリ。
アイリは聖杯戦争の為に造られたホムンクルス。これまではアヴァロンによる加護のおかげで食い止められてきたけど、聖杯戦争が進むにつれ症状も進み、アイリはこの先聖杯の器としての「物」へ戻っていく…

舞弥の「切嗣のために死んでください」は今まで遠い存在だと思っていたアイリを理解してからの言葉。愛した男とその理想へ命を捧げて死ねるのは本懐だよね。
でもその理想の事を考えると…アイリの儚さもあって切ない想いが込み上げてくる。

fatezero17-3.jpg
綺礼、時臣殺害。

自らの聖杯戦争を続けるべく、ギルガメッシュと契約を結ぶ綺礼。
裏切りの、「第八の契約」―


時臣も言峰神父も綺礼という人間を最期まで理解出来なかったけど、ギルガメッシュは綺礼がどういう人間であるか理解した。
綺礼も知らなかった自身を理解したギルだからこそ、綺礼はギルと契約して聖杯戦争を続けようと思ったんでしょうね。

今までの綺礼からは考えられないような残酷な笑みが印象深かったです。


fatezero17-3c.jpg
こちらはED。切嗣が物としてのアイリを見定めようとしている絵を見る度に胸が締め付けられます。
EDは非常にクるものがある。。
関連記事
web拍手
2012-04-29 12:11 | カテゴリ:Fate/Zero
コメント(0) | トラックバック(33)

管理者のみに表示する

トラックバックURL