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Fate/Zero 第18話「遠い記憶」感想

シャーレイは よく笑う

素敵な子だった
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今回は切嗣の過去回想。
少年な切嗣もよく笑う子だった・・・って、えっ誰これ。目にハイライト入っとる

シャーレイが島の由来・沢蟹の話をして、「蟹に憑かれたのはアンタだろ、千和さん面白い事いうじゃないクッフフ~w」とか冗談ぽく思ってたんですが、このあと大変な事態になってしまって顔が引きつり、さらにスタッフロールで声優が千和じゃなくてあやひー(高垣彩陽)だと分かり、俺完全に沈黙
ショックで斎藤千和ファンだと名乗れなくなりそうだ。

シャーレイ、笑顔が可愛くて性格も良さげ。そして何といっても髪型がいいですねぇ。
「きりつぐ」が上手く発音できず「ケリトゥグ」になるとこは何回も巻き戻し再生しちゃいました。切嗣少年の心を掴んじゃうのも無理ないって話で。


切嗣の父・衛宮矩賢、目にハイライトはない。
矩賢の魔術は時間操作の類。切嗣も魔術師の家系として例にもれずしっかりその血を受け継いでいるのであった。
魔術の素養があり、矩賢の研究の手伝いをするシャーレイでしたが、矩賢からは本気で魔術を教えてもらっている様子ではなく。本人曰く「雑用係」。
しかし矩賢の事は本気で尊敬しており、彼の成果を世の中に知らしめて人の為に役立てたいと思っていた。


思っていたから―

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矩賢の薬を飲んだらしく、人でなくなるシャーレイ。これもゾンビですか…

何故シャーレイは死に急いでしまったのか。
矩賢の研究が今は理解されなくとも、切嗣に引き継がれれば切嗣が成果を上げるかもしれないのに。
切嗣にならそれができると言ってたのに、信じていたのに。

何か成果を急ぐ理由でも出来たのか。病気で苦しむ人がシャーレイの身近にいたとか。
いわくつきの矩賢を島から追い出す話でも出たのか。
なんにせよ、無謀な真似を・・・


人が死徒化してしまった事を受けて、聖堂教会と魔術協会が秘匿のため島の住民を皆殺し&焼き払い。
火に包まれ、死徒が徘徊する島の様子はまさに地獄絵図
業火の中で知り合ったナタリアから、矩賢が死徒の研究をしていることを知らされる切嗣。
こんな事態を二度と繰り返したくない切嗣は矩賢に刃を向き、殺害するに至るのだった。。

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シャーレイ「ケリィはさ、どんな大人になりたいの?」

「どんな大人になりたい?」「どんな風に力を使いたい?」
将来のことを話すシャーレイの言葉。綺麗な目をしたシャーレイが脳裏をよぎる。

衛宮の研究は人の世の為になると信じて疑わなかったシャーレイ。
しかし、死徒の研究は尊い人命をいくつも失う凄惨な結果となった。
そんなものを自分が受け継ぐのか…?
シャーレイを裏切った父も、父の研究も許せない。

それらを終わらせるため、剣を、銃を握って親を殺した。切嗣自らが選んだ道。

自分は間違っても、人を苦しめる大人になんてならない




第18話「遠い記憶」でした。
今回の設定だけで劇場版一本分作れそうな濃密さでしたね。クオリティの高さから「これ劇場版だよ」と言われても何ら不思議ではありませんです。
今回の話で切嗣が持つ思想の理由が垣間見えてきましたね。
この後、魔術師殺しとなる衛宮切嗣。最初に殺したのが実の親だったとは…
さらに、凄惨な島の様子、愛しい人が人でなくなる所を目撃してしまったら。
目にハイライトなくなっても(しつこい) 普通なら心が壊れちまうんじゃないかと思いました。

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2012-05-07 00:44 | カテゴリ:Fate/Zero
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