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戦国コレクション 第7話 「Refined Bard」感想

信長の 出番少なく 我寂し
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夢から目を背ける者、夢を追う行為が惰性となってしまった者。
退廃的な日々を送る大人が集まる最果ての喫茶店「さいはてカフェ」。
茶色のセピア掛かったの映像からは夢や希望に目を輝かせていた日が遠い昔のように感じられて、今はもうその頃には戻れないという哀愁感が漂っています。

ボロボロのカフェにホテル。
荒んだ心ってのは、部屋や身の回りへ鏡のように反映されますよね。心が疲れている時には掃除も何もやりたく無くなるもの。
そうして散らかったものを見て、嫌気がさして…と負のスパイラル。

その荒んだ風景の中、澄んだ声で俳句を詠み上げ空気をかえていく芭蕉。停滞した空気へ送り込まれる新鮮な風のようです。
芭蕉が来たことにより、カフェやホテルとともに少しずつ変わっていく者達。



「前向きって、私の前はどっち」
というママの言葉がやけに印象に残りました。

私は自身を基本的にポジティブだと思っています。落ち込むことがあっても、気持ちを切り替えて前向きになろうとする。思い込めば、いつか本当に前向きになれると信じているから。
でもこの言葉を知った今、思い込む事へ迷いが出そうでこわいです。

前って、どっち。

ひとり闇の中に立っている感覚。進む方向が分からない、自分がどこにいるのかも分からない、自分が自分なのかさえ…
酔っぱらったママの言葉なんだけど衝撃を受けました。

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でもそこで「落ち込んでても仕方ない!やれる事をする」わけで。
闇の中、無理に進まなくてもいいんですよね。
暗中模索で良い。最初はその場で手探りし、分かる所からやっていけばいい。

山のような洗濯物があって目の前を塞いでいる時。山を見上げると途方に暮れるけれど、まずは足元にある洗濯物から洗っていく。そうしていたら、いつか視界は開ける。
自分はこの話がいたくお気に入りで、課題が山積みの時によく思い出しています。

自分が前を向いているのか分からないけど、下を向くよりは顔を上げていた方がいいよね。つーか自分が今向いている方が前っしょ!はい自己解決。ほらポジティブ。


閑話休題セヨ。
俳句の持つ5・7・5のルールは、迷える人に方向を示してくれる羅針盤。字余りだらけの生活を送っていた者は、それを形に嵌めるべく無駄を省く。
生活の無駄を省くと、自分が今したい事・すべき事に時間を多く割けますね。

でも5・7・5の人生ばかりじゃつまらない。
一つの物やルールに固執しないで、色んなものに手を出して世界を見てみる。
無駄を省きまくった人生より、少しくらい字余りのある人生の方が楽しいのかもしれない。
そう思った戦コレ7話でした。

信長様と芭蕉の会話は後の展開で補完されるのかしら?


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