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Fate/Zero 第22話「この世全ての悪」感想

冠婚葬祭。
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ウェイバーの祖父(仮)、ウェイバーが本物の孫じゃないと気付いてたか…!
爺さんボケて屋根に上ってしまったのかと思ってスンマセンでしたっ
実は爺さんが強力な助っ人という展開で「仮の祖父は仮の姿・・・しかしてその実態はッ」てのを期待した人は居まいか。居ないか。


綺礼を探し回っていた切嗣。「また独りになったな」という呟きの切嗣…心境を推し量ることが出来ません。
沈んだ空気と、疲れきった切嗣とセイバー。
2人の服が喪服にしか見えなくなってきたよ。。


代行者として、ただの殺戮マシーンと化して"作業"を坦々とこなしてきた綺礼。
切嗣も同類だという綺礼。それに反論するアイリを綺礼は問いただします。

綺礼の語調が荒くなったのって言い当てられて憤怒したというよりは、自分との違いが分からない苛立ちから来ていたもののような気がする。「知っているなら話せ、女!」みたいな。切嗣をずっと付け回し、アイリや舞弥を見て、切嗣が自分と全くの同類ではないと感じたのかも。

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人類の救済。恒久的世界平和。
切嗣の理想を聞いて、綺礼は信じられないといった所。
そんなものの為にあの男は戦ってきたのか?理想が成り立っていない。理解が出来ない。でも自分と違うという理由は分かった。

『切嗣の目の前で聖杯を、理想を壊す』
ついに戦う意義を得た綺礼。理想が打ち砕かれた時、切嗣は一体どんな反応を見せるのか。
さらなる愉悦を求める綺礼だった…

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いよいよ最後の決戦。
出陣前に令呪を以ってイスカンダルに命じるウェイバー。

 必ずや最後まで勝ち抜け。
 必ずお前が聖杯を掴め。
 世界を掴め、失敗なんて許さない。

3度。重ねて令呪を使用する。
効果なんてない3つの命令。令呪で命じなくとも目標はただ一つ、勝って聖杯を手に入れることのみなのだから。


イスカンダル「胸を張って堂々と比類せよ」

足手まといにならないよう決戦の場へは行くつもりはなく、足枷を外す意味で令呪を使い切ったウェイバーでしたが、今日まで一緒に戦ってきた戦友を捨て置くイスカンダルではなかった。

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ウェイバーが使った令呪。
効果はないのかもしれないけど、意味のない行為じゃなかったように思います。
令呪はサーヴァントを律するマスターの特権。
それがある以上、マスター>サーヴァントの構図は変わらない。(ウェイバーにイスカンダルが跨がっていた尻に敷かれっぱなしだったけど)

令呪を使い切ることで、ウェイバーとイスカンダルは本当の意味で同列に並んだ。盟友となった。
令呪の縛りなんていらない。
令呪の縛り以上に固い絆で結ばれた2人が、最終決戦にどんな波紋を及ぼすのか。刮目して見届けようと思います。



聖杯の中で悪夢を見るアイリ。
イリヤが超絶かわいくて、アイリが絶叫こわかった。
手がうにょーんって伸びてくる所、鳥肌立ったわ。

聖杯の中は、悪に満ちていた。

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2012-06-03 18:14 | カテゴリ:Fate/Zero
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