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戦国コレクション 第18話 「Four Leaves」感想

心に染み入ります。。
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大谷吉継。戦国時代から安土桃山時代にかけての武将・大名。業病を患い、面体を白い頭巾で隠して戦った戦国武将として有名である(wikiより)
その設定通り、戦コレの吉継ちゃんも白い布で顔が隠れてます。包帯少女って儚げだよね。


仕事は上手くいかず運もない、天に見放され気味の吉継ちゃん。
仕事終わりの楽しみ四葉のクローバーを探す事・・・か、悲しすぎるんですが!
まぁこれまでの武将が世間に馴染みすぎってのはあるけど。物凄い差を感じますね。


背景が絵本描写風(油絵風?)独特な雰囲気を出していて、これまでの戦コレとは違う空気。
使っている色がほぼ寒色系なので(吉継自体も青い)、画面から伝わってくる印象は"冷たい"
世界に受け入れられず絶望する吉継の心情を表しているかのよう。



信じていればいつかは幸運を掴めると、絵本の中のエンジェルに励まされてきた吉継。
だけど、もう―

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居るはずのない「エンジェル」宛てに手紙を出す吉継は、信じ続ける事に疲れたのか。最初から期待しなければ、裏切られて悲しむこともない。全てを諦める為に、幸運へ淡い期待を寄せる自分の気持ちにピリオドを打つ為に書いたんでしょうかね。

そのエンジェルさんから、まさかのお返事。
不思議な縁で繋がった吉継とエンジェルは何度も文通を交わします。
文通で互いの心を通わせ、エンジェルさんに救われて微笑む吉継の顔こそエンジェル


実際に会うため、やっとの思いで吉継が辿り着いたエンジェルさんの住まい。しかしエンジェルさんは過労で亡くなっていた…お金を用意するために必死に働いたエンジェル。吉継に会いたいが為に。偶然の出会いに救われていたのは吉継だけでなく、エンジェルさんもでした。


それともエンジェルは吉継に会いたいって気持ちより、真実を告げてお礼が言いたかったのかも。救われた事へのお礼を。
それを手紙で打ち明ける勇気がなく、実際に吉継に来て貰って全てを伝えたかった。


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ストーリーは物悲しい結末だけど。
吉継がエンジェルの部屋に来て真実を知り、置手紙によりエンジェルの言い尽くせない程の感謝の想いは全て吉継に伝わった。

吉継がくれた四葉のクローバーを傍らに、エンジェルは幸せな気持ちでこの世から旅立てたと思うし、エンジェルの想いに触れた吉継もきっと幸せになれたのだと最後の吉継を見て思いました。




今回のお話はじわりときましたね。もう18話かぁ

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そして次回ついにアッケリーン…もとい、明智光秀登場。
次回の内容もすごく気になります!

 
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