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「わからないから続けている」
かるたを45年続けている原田先生の言葉は、長年の積み重なった想いで重みがあります。
自分がアニメの感想を書き始めて7年くらい経つけど、未だに「アニメの事がわかる!」とは全然自信を持って言えません。これからもっと長く続けても、言える日は来ない気がする。
自分が思っていた以上にアニメ業界は広くて深い。それを知るのにまず数年かかったw
そして段々と"分かるようになる"のが面白い。何でもそうだけど、長年続けていると色々なモノが見えるようになります。良い事も悪い事も。
誤解を恐れずにいえば、自分の成長や進歩が感じられるからアニメを見ています。そう感じさせてくれるアニメが大好きです。
物語が自分の心を豊かにしてくれて、それが自分の中に蓄えられていく感覚に幸せを感じる。『ちはやふる』はそういった意味で、ものすごく自分を育んでくれます。だから好き。自分も千早達と一緒に成長していきたい!

好きな事をもっと知りたい、分かりたいから続ける。
好きな人をもっと知りたい、分かりたいから恋する。
菫の場合が「恋」ってだけで、他の皆と同じですね。
だから、恋に生きる菫を特異な目で見て「あんなに必死になって恥ずかしい」と思うのは間違い。菫を笑う事は、かるたに対して必死になっている千早や太一を笑うのと同義となる。
恋愛の事だけ考えるなんて下らない!と菫に反論したかなちゃんだけど、1年生の言うことだからという理由で意地になっていただけ。菫をちゃんと見れば本気だと分かったようで、校舎裏ではいつの間にか菫を応援する側になってたかなちゃんが面白おかしくて、そして嬉しい。

1年生にこだわる千早が印象的でした。
20人いた部員が1人になって本気で泣いてる千早には胸がキュゥウと締め付けられたわ。
千早は菫と筑波を良く観察していて「チームとして成長したい」というのが言葉だけじゃなく、本気でかるたの強豪校になりたいという思いが伝わってきました。
それが他の部員、肉まん君にも伝わって、筑波を指導しようという気に変わる所がこれまた良いんですよね。

「伝える伝わるは、ルールの向こうにある」
かなちゃんに言われた言葉を反芻し、爪を切る菫。
かるたに恋に。"自分がどれだけ本気か"、それを言葉にして伝えなくとも爪を切るという行為で菫の本気が伝わってきました。
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