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僕は友達が少ないNEXT 第12話「僕は友達が・・・・・・」感想

僕も友達が
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1期と同じ効果音入り残念OPやりおったww



部室に顔を出さない小鷹。まぁあんな逃げ方しちゃったら、どんな顔して部室に入ればいいのかわからないし無理もない。
と思うのと同時に、部室で落ち込んでいるかもしれない星奈や他の皆の姿を想像すると胸が痛むのも確か。


その皆の気持ちがわからない小鷹じゃないと思う。わかってはいるんだけど、人付き合いと無縁な日々を送ってきた小鷹なので、解決策が思い付かずに一人で悩んで苦しんでいる。

でも、わからないから何も出来ないを言い訳にして結局は逃げてるよね。
隣人部という居場所を大事にしたい、皆を大切にしたいというのは小鷹の本心だろうけど、一番は自分が傷つくのを恐れているように見える。それに対して小鷹はお得意の"気付かないフリ"をしてるんだと。

10年前の出来事が小鷹を臆病にさせているんだろうけど、夜空とは今こうして再会しているのだから心の傷が少しは癒えても良いはず。そうならない所を見るに、小鷹のトラウマは根が深そうです。そこに迫る過去話が気になりますね。

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「半分お持ちします」「いいよ、このくらい」

小鷹が抱えている悩みと同じく。幸村に書類(=悩み)を持たせない、頼ろうとしない小鷹。
(どうすればいいんだ、この状況)という小鷹のモノローグも、一人で問題を抱えている事を示していて。声に出して幸村に相談すればいいのにと、やきもきします。


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「これまで通り、あにきにお仕えするだけです」
小鷹が真の男じゃないと分かっても、たとえ隣人部がなくなっても関係は変わらないよって言ってあげてる幸村が優しくて聡い。
まことのにっぽんだんじ、ここにあり。もう幸村は猛り狂う己自身で、小鷹のやおい穴を掘っていいよ!


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バトルモノになって困惑した。
鉄球?を投げつけまくってはそれを操り、小鷹を痛めつける理科。えっと、たぶん小鷹を追い詰めて余裕をなくすことで本心の本心を言わせるという目的であったと思われます。

じかに感情をぶつけてあげれば、小鷹も感情を剥き出しに出来るから。
好きな人を痛めつけるのは心が痛いだろうに、理科の気遣いが沁みる。そして小っ恥ずかしい言い合いからは、他でもない理科自身が小鷹と近づきたいという強い意思を感じられて胸が締め付けられました。


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小鷹「お前自身は一体何がしたいんだよ」は、そっくりそのまま小鷹自身への問いかけでもある。
そして小鷹に代わって理科が答える「僕は友達が欲しいんだよ!」は、理科の叫びであると同時に小鷹の気持ちの代弁。
2カットに分かれているのは、それぞれ理科・小鷹という演出意図だと受け取りました。

感情をぶつけ合って、本心をさらけ出してようやく本当の友達同士になれた小鷹と理科なのでした。小鷹の抱えているものは重いのだろうけど1人より2人、2人より3人でそれを支え、いつか心が身軽になれる日がくるといいですね。



星奈が思い詰めていなくて本当に良かったです。手遅れになる前で良かった。。

問題はソラなのでしたっ!
『旅に出ます。探さないでください』ってベタなw探してくださいって言ってるようなもので。新たな関係へと進むべく、隣人部再始動後の最初の活動は夜空捜索ですかね?3期、お待ちしております。

新しい接続先では、夜空に幸せいっぱいの白い羽根が降り注ぎますように。
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