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ただの突き指の痛みじゃない。
ケガの程度の大きさと自らがいい流れを止めてしまう恐れや気不味さ、試合前のカナちゃんを思ってズキリとくる胸の痛みが合さって、千早に重く圧しかかります。
ケガした事を皆に悟られたくない千早。
仲間に勝負へ集中してもらいたい、決勝という大舞台で仲間と最高の試合をして優勝したい。千早自身も集中して目の前の強敵と戦いたいし、対戦相手である理音にも本気で向かってきて欲しいんですよね。真剣勝負にケガという外乱要素を加えたくない。

でも、隠そうとしても周囲にはバレている。千早の想いが。
ケガが想いとなって仲間へ伝播する様をみて、ケガは外乱でもなんでもなくて全部ひっくるめて団体戦なんだと思い改めました。瑞沢男子メンバー同様、沸々と煮えたぎるマグマを感じますわ。千早の負傷を残念がった前回の自分は綺麗さっぱり居なくなりました。
怪我の功名、仲間が奮い立つ良い方向に働いたんだから結果的には良かった、という単純な損得"感情"じゃないんよね。

大差だからか、送り札を考えない粗いかるたをする真琴。理音を気にしすぎて足を掬われるであろう・・・という期待は儚く散りける。机君、無念なり…
真琴の集中を欠くどころか理音より先に決着つけてやる、といった具合に闘志に火が付いていたんじゃないでしょうか。
桜沢先生が理音をメンバーに入れることの影響予測で、真琴の性格も見越していたのなら凄い名将。最大の誤算は千早という選手が瑞沢にいたこと、これが何よりもアツイ。

"詩暢は新が連れてきてくれた"と感じることが出来た千早は、感じの鋭さが試合中で研ぎ澄まされていたからか。
かるた関係の感じの良さはニュータイプ級ですね、千早。
理音の怒った表情がステキでした。くそう、クールキャラが魅せるのはこういう瞬間だって、わかっていても良いものは良いです。
理音の負けたくない想いが千早の指を案ずる気持ちを上回った瞬間。ここからもう一度、千早との決勝戦開始だ。

追ってくる者達の熱量を受けて脈打つ詩暢の心臓。
指の事を気にしないよう念じる千早の鼓動といい、聞こえてくるドクンドクンという鼓動音が印象的だった今回。0勝2敗で追い詰められた瑞沢高校、試合の行く末に自分の鼓動も速くなるのを感じました。
http://haruhiism.blogism.jp/archives/52337808.html
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団体戦に懸ける千早たちの夏も大詰めです。
間に入るギャラリー&新の描写が良いスパイス。
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