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ゆゆ式 第11話 「こーゆー時間」感想

たいせつな交遊時間。
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季節は梅雨。降り止まない雨。
それとは無関係で、ゆゆ式の時間は緩やかに流れる。

いつものようにまったり騒いでる3人でしたが、いつもとは違う話を部室でしていました。

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選択教科の内容が難しくなったり、進学や卒業など将来の話をしたり。
バイトの話は働いて収入を得るということ。先輩社員の話や「大人は皆から怒られる」など、やたらと"大人になること"を意識させられる構成でした。



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雨が止んで、夏が来る。
空は明るくなり、気持ちも明るくなったような気もするけれど。
梅雨が終わりを告げ夏になるということは、それだけ季節が移り変わって行っているということ。過ぎ去っていくのは楽しい時間。
いつかはやってくる"終わり"


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雨が止んで、夏が来る。
覆っていた雲は無くなり、晴れ間が広がっていく空。まるで未来が広がっていくようだ。
未来が広がっていくのは、何も良い事ばかりではないです。
来てほしくない未来だってある。


縁の「おおーっ、ちょっとこわいね」は、まだ見ぬ未来への期待と不安の表れ。
まだまだ続く3人で共有する「こーゆー時間」に高鳴る期待、そして学校生活の「子どもの時間」が終わってしまう近い将来への不安なのだと思いました。
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物凄い勢いで経過するピコ秒時間も同じ。
ゆずこの「やめてぇ!」も心の叫びのように聞こえます。
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今回はネタのキレが良くってかなり笑えたんだけど、心の底から笑えない寂しさみたいなものを感じてしまいました。
いつもの『ゆゆ式』のようでいて、どことなく違う。すぐそこまで来ている「最終回」を意識させられた湿っぽい雰囲気だったように思います。

終わらないでほしいな。

 
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2013-06-20 02:09 | カテゴリ:ゆゆ式
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