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たまゆら ~もあぐれっしぶ~ 第5話「明日のためにレッツフォト、なので」感想
 
当ブログは写真部シップに則りうんたらかんたらもあぐれっしぶ!
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楓みたいに写真の撮影対象へ近づいて撮れない三谷さん。
ズームで撮っているという事は、それだけ対象から距離を取っているという事。

物理的な距離は心の距離。
三谷さんが敬語を使っているのも同じで、周りの皆に近づけない引っ込み思案な性格が写真の撮り方にも表れていると言えます。

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上手く撮れなかった写真は恥ずかしいから消去。別に悪いことをしてる訳じゃない。
根気よく続ければ、納得の行く写真が撮れるでしょう。

難しいのはその妥協で、三谷さんの場合「入賞経験」が邪魔をして"他人が納得する写真を撮らなければ"という焦りが生まれる。周囲に落胆されるのはこわいです。


思う様に撮れない苛立ち、いつかは写真を撮る行為に苦痛を感じ始めるかもしれません。
ここまで書いてて、あんまり深くは考えずに自分が撮りたいと思った写真を撮るのが一番だと心から思いました。ホントそれ。

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そんな三谷さん、超近接ぽってスタイルに感銘を受ける!
カメラを手にした楓は、前を向いているというか「前しか見えていない」のだった!
また、楓の撮った失敗写真はどれも味があって面白く、どこか温かさを感じる写真(湯気が、という話ではない)でもありました。


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三谷さんは楓たちが開いた「私達展」に影響を受け、楓もまた、三谷さんの撮った写真に影響を受けました。そして今も互いに影響し合っている。

誰かの踏み出した一歩が他の誰かを励ましていて、さらに一歩踏み出せる勇気に変わる。
アグレッシブがモアグレッシブになっていく。

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歩き出して見えてきた、今まで知らなかった景色。
歩みを進めたこの先には、もっともっと素敵な世界が広がっているのだと思いました、ので。
 
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