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リトルバスターズ!~Refrain~ 第7話「5月13日」感想
 
リトルバスターズ最高。
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恭介が帰ってきたけど元気ないぞぉおおおお



・・・さあ、5月13日を始めようか。
恭介が帰ってきて、物語が動き出した日を。
終わらない終わりが始まった日を。



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謙吾・真人「やめてたまるか!」

・・・たまらんのですよ。
やめてたまるかって、喧嘩のこと?いやいや、多分喧嘩のことだけじゃないよね。この叫びに込めた2人の想いは別の所にある気がしてなりません。


塞ぎ込んでしまった恭介に代わり、理樹が2人の喧嘩へ止めに入って恭介と同じ提案をする。さらに理樹は恭介と同じく野球を始めようとする。
世界の秘密を知っている視聴者の人も、全ては知らないにせよこれまでのエピソードを通して見てきた視聴者も、謙吾や真人視点で理樹の提案を聞いて色々と感じる所があったんじゃないでしょうか。


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骨折して剣道が出来なくなった謙吾。
今回は右腕が折れたので、左腕で茶碗が持てるようになった・・・のはどうでも良い事ですごめんなさい、謙吾は"皆で出来る楽しいこと"を始めてほしいと理樹に提案します。

謙吾の優しい微笑みって、ほんと安心するよね。
謙吾だけはずっと理樹の味方でいてくれるという確信があるし、信頼もしてる。

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ただし「野球」だけは。それだけは理樹の頼みでも応えられない謙吾なのでした。

それは謙吾が許せない彼の起こしていった行動と、あまりにも似ているから。同じだから。
いつもは頼もしい謙吾だけれど、傷ついた謙吾の心もまた癒えてはいなかった。それに、理樹まで恭介みたいになっちゃったらと考えると…そりゃこわいよね。ホントのホントに終わってしまうことが。リトルバスターズが終わってしまうことが。

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理樹から離れ、背を向ける謙吾。
画面の中央に位置し、中立な立場を貫こうとする真人。

第5話で、"この件に関しては何も言わない、そう決めている"のだと静かに語った真人は、ずっと「この件」に関しては自ら行動を起こす事はしてきませんでした。
今回も、あとは理樹に任せると放任。少し無責任にも思える真人の中立中庸な言動だけれど、彼にも色々と想う所があっての事なんですよね。

物言わずとも、彼の背筋がそうだと語っている。



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心に傷を負った鈴が、理樹とのキャッチボールで心を開いていく。瞳に輝きを取り戻していく鈴を見て、涙腺がくちゃくちゃゆるゆるになっちゃいましたよ。はぁ。
だって、リトルバスターズの皆との楽しい思い出(=輝き)を取り戻していくんですよ?泣けてこないわけないじゃないですか。

皆と過ごした記憶が鈴の中に確固としてある訳ではないのですが、引っ掛かりのような小さい違和感でも確かにどこかに鈴の中に存在している。もちろん、理樹の中にも。
その違和感は不安に感じるものではなく、陽だまりのような温かさ友情の輝きを放っていて、鈴の心を優しくほぐしていく。


鈴が元気になれたのは理樹の頑張りだけじゃなくて、リトルバスターズの皆との思い出があるからなんですよね。
まだ完全復活とまではいかないですが、鈴はぜったい大丈夫だよと安心できました。


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でも謙吾と真人は野球はしないと宣言した。
なら野球はやっぱり、やめておく?

やめてたまるか。
野球は、リトルバスターズは友情の証。それを手放せるわけない。
今回はワンシーン毎、台詞の一つ一つが心に響いて、響きまくりで、込み上げてくるものを抑えるのに必死でした。

恭介・・・

 
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