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真夢の「やっとアイドルが好きになれそう」は、言い換えれば「やっと自分が好きになれそう」なのだと思う。
つまり真夢は、ようやく"自分を幸せにできそう"だと感じているんじゃないかなと。
かつてI-1のセンターとして多くの人たちを魅了し、見る者を幸せな気持ちにさせていたであろう島田真夢。しかし当の本人は幸せになれなかった、いや、辞める前から幸せだと思っていなかったのかもしれません。

ちょこっと劇場版の内容になるんだけど、センターとして真夢が歌っているI-1の楽曲で「好きだよ、好きなんだ、好きって言える自分が好き」という歌詞が出てきます。
真夢が作詞した曲ではないでしょうけど、当時の真夢は自分の事を好きだと感じていたのかどうかは結構気になる所です。自分を幸せにできない人が、周りの人を、多くの人を幸せにできるのか?というテーマっぽいものも含めて。
たぶん自分のことが好きじゃなかったんだろうなーと。公式HPのキャラ紹介にある通り、真夢の嫌いなものは「うそ」で、自分に嘘をついていた自分が嫌いだったと思うので。
よっぴーこと佳乃について。


佳乃「ヒット曲ってことなら、I-1クラブの曲とか…」
この空気の読め無ささがリアルっぽくてじわじわきます。
佳乃は普段から真夢のことを意識しているはずなのに、無意識にポッとこういう発言しちゃう。集中して考え出すと周りが見えなくなっちゃうタイプなんでしょうね。正直、リーダー向きじゃない気がします。

しっかり者という点においては夏夜一択。
夏夜に任せておけば大丈夫といった安心感がすさまじいんですよね。周りがよく見えていて、落ち着いている。WUG結成の話で、練習を覗いていた真夢に気付いていたのも彼女だけだったと思います。
さらにグループを一つに纏める力もあったりで。「いいじゃんやろうよ」の一言で、みんなの気持ちを前向きに変えさせる魔法が使えたりします。夏夜は魔法使いですね。魔法使いの夏夜ですね←それ言いたいだけだろ

で、話を戻して佳乃っち。
ヨッピーはリーダーとして不足しているとは思いますけど、ちょっと頼りないリーダーがあっても良いと思うのです。
少し頼りないリーダーに力添えしようとチームがまとまれば良い。トゥインクル大先輩が言っていたように、大事なのはやっぱり"思いやり"なのだと。

クソ真面目なMCトークでもいいんですよね。
滑りそうなところをフォローし合って、笑いへと転換させられたらきっと盛り上がります。
「よっぴーってば、またマジレスしてる~」「マジレスってなに?」くらいの感じになれば、絶対ウケると思うんだがw
佳乃をいじって遊ぶ雰囲気じゃなくて、みんなが笑ってそれで佳乃も笑うみたいな。そういうアイドルグループになっていって欲しいなぁと思いました。


上に書いたような関係を多くの視聴者が妄s…思い描けるように、彼女達のやり取りを描いた日常的な描写をもう少し挟むべきなんじゃないかと(今回のライブ打ち合わせシーンは良かったです)
まぁ雰囲気暗めの作風は『WUG』の地味なグリーンカラーと大変マッチしていて、これはこれで好み。明るすぎない緑色がイイw
これからも下地である色味を大事に、しっかり自分たちのカラーを出していってほしいなと思いました。

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主人公が上を向けば―
腐った蜜柑は二次元に沈む 2014/02/23 Sun 09:36
格の違いを見せつけられたというか、プロ意識の差か。
一見華やかに見えて、常に明日はないI-1。
今日も誰かが去って、新しい子が入ってくる。
ステージでは過酷な生き残りの日々を微塵も見せない笑顔。
事務所のやり方には賛否両論あると思いますが、トップアイドルに君臨しているのは事実。
一方のWUGはすべての面でキャリア不足か。
これがWUGだ!というものが見えてこないうちは厳しいか...
のらりんすけっち 2014/02/23 Sun 14:44
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