| ホーム |

『Kanon』全24話、一気見終了ですー!
結局全部見てしまいました。いやー丸1日かかったw
そしてやっぱり素晴らしかった。





7年ぶりの雪の街と覚えていない約束。そして『Kanon』約7年ぶりの視聴とうろ覚えの本編で、運命的な何かを感じたとかなんとか(決して意図した訳ではなかった)。「7年前」というキーワードには視聴を始めてから気が付きましたね~いやぁ驚いた。
心に焼き付いている出来事は7年経っても身体が覚えているもので、本編の名シーンの数々には感動と懐かしさとで身も心も震えましたね。名シーンばかりで感想記事1本では拾い切れないのが何とも贅沢な悩みだなぁと。

名雪と崩れた雪うさぎ、崩れたショートケーキ。当時の自分は気が付いていたのかどうか。ここは結構衝撃を受けましたね、演出的にも内容的にも。





真琴との「ずっと一緒にいよう」という結婚の約束。
舞と交わした麦畑での再会の約束、舞とその母親の動物園へ行くという約束。
栞が姉の香里と結んだ裏庭でお弁当を食べる約束、余命幾ばくもない中で元気に過ごせるのは誕生日までという約束の期日。
名雪と待ち合わせする度に約束を忘れてしまう祐一。
あゆと交わした3つの約束、そして約束の場所。
繰り返される「約束」のモチーフが幾重にも重なった様は、まさにカノン(追複曲)の名に相応しい。
また、重ねるという点において、各ヒロインのメインシナリオを進行さながらも他ヒロインを登場させ、上手く絡ませてくる無理のない脚本。原作にない部分を補って余りある昇華具合、カノンのような美しい旋律を奏でるシリーズ構成には舌を巻くばかりでした。
『Kanon』は名作だと確信しました。
それでも自分は鳥頭なので、本編の内容を忘れることもあるかと思います。それこそ雪が溶けるみたいに。
忘れた頃にまたこの雪の降る街に戻ってくるよ、と。そう自信を持って言えます。
「約束だよ」
- 関連記事
-
- 春が来たから『Kanon』を見るよ。終 (2014/04/06)
- 春が来たから『Kanon』を見るよ。 (2014/04/06)
- カノン 第6話 (2006/11/18)
| ホーム |