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普段は自分に自信が持てない佳乃、その佳乃が見せたここ一番の勇気。
佳乃の跳躍は今生まれ変わるためのジャンプであって、成功or失敗の結果は関係ないのです。
失敗を恐れずに「飛べた」という事実、全力で在りのままの"七瀬佳乃"を出し切れたことで、佳乃は変われたのだと思う。



佳乃が失敗を恐れなかったのは、メンバーへの信頼の証ですよね。
皆はケガを知って嘆いたり佳乃に失望したりするどころか、本番直前までダンスの振りやフォーメーション変更に全力を注いでくれた。
どんな時でも支えてくれる皆がいるから、佳乃は持てる限りの力を出して飛べたのだと思います。それを証明するためのジャンプであったかなと。



全てを出しきった後、堰を切って流れてくる涙。
佳乃の怪我からステージ開始までの数時間、必死で忘れていたけれど皆本当は緊張と不安でいっぱいだったのでしょうね。
出場できて本当に良かった。。
前回感想ではこれが最後じゃないから…とは言ったものの、出場できなかったら佳乃かわいそうじゃんね。それを思い遣って流す皆の涙は美しく、すべて成し遂げた後だから「本当によかったね」って嬉しく思います。ありがとシホシホ!

あとライブシーンで言えば、観客席に緑の光が広がっていくシーンがとても良かったです。
これだけ良いものを見せてもらったのです。作品『Wake Up Girls!』を見て最初は響かなかった視聴者の方も、最後まで見届けた今は胸に緑の光が灯ってはいないでしょうか?w

『自分が幸せじゃなければ、誰も幸せに出来ない』
WUGとして歩んできた真夢が、幸せについて自分の答えを出しました。第5話の感想で書いた「自分を幸せにできない人が、周りの人を、多くの人を幸せにできるのか?」についてもこの最終話で触れてくれて、自分としてはこれ以上ないくらい良い落としどころだと思ってます。
自分が幸せじゃなければ、本当に誰も幸せに出来ない?
真夢と対比で描かれているのが、I-1の白木なのですよね。
I-1クラブというエンターテインメントで多くの人を幸せにしている白木は、果たして幸せを感じているのでしょうか?

開会の言葉を聞いて思ったのは、エンターテインメントを提供する側・自分を犠牲にしてでも多くの人を幸せにしようとしているのが白木という男なのかな、ということ。
こう書くと白木は神様か何かみたいに思えてくるw

自分が幸せじゃなくても、誰かを幸せに出来ている白木。
真夢とは手段やその道のりは違いますが、多くの人を幸せにするエンターテイナーであることは2人とも共通している。
エンターテインメントの形が異なるから、白木は真夢のことを気にかけているのだろうなぁ。
早坂はエンターテイナーである白木を目指しているのでしょうね。アイドルの祭典では白木に届きませんでしたが、白木越えが叶うその日までWUGのために働いてくれw



や、ほんと良くやってくれました『Wake Up Girls!』
ここまで追いかけてきてよかった。
面白いアニメは最高のエンターテインメントだと思いますよ、まじ。Blu-rayは全巻予約済なので、毎巻届くのを楽しみにしてる。あと楽曲もじゃんじゃん出して欲しいな(神前暁さんの体調が心配)。極上スマイルはI-1クラブverも出したりで、WUGとカバー曲出し合って歌合戦してほしいですね~
長々と書いちゃいましたが、お付き合い頂きどうもありがとうでした!
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アニメ Wake Up, Girls!
第12話(最終回) この一瞬に悔いなし
後悔先に立たず―
だから戦おう、この私たちの戦場で―
腐った蜜柑は二次元に沈む 2014/04/12 Sat 14:50
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