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ハナヤマタ 第4話「プリンセス・プリンセス」感想

誰かの花壇に行儀よく咲く花でいつづけますか?
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今回のお話は幸せについて考えさせられる内容でした。

「誰かの為に頑張ることで感じる幸せ」と、
「友達と一緒に感じる幸せ」は何が違うんでしょう?

どちらも自分の幸せであり、他人の幸せでもあります。

誰かの為に頑張っているのに、その人が幸せを感じてくれないと満足しない。
友達が幸せじゃないと、自分も不幸せ。
他人に依るところが大きい面でも同じだと言えます。幸せってメンドウですね。

でもメンドウで不幸せな事もあるからこそ、幸せを感じた時には有難いだとか、生きてる喜びってものが得られるのだと思います。


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で、「誰かの為に頑張ることで感じる幸せ」と「友達と一緒に感じる幸せ」は何が違うのか。
どちらも自分と相手の双方向の幸せ(自分⇔他人)です。
両者で違う点だけど、後者の方は双方向に加えて「一緒に前へ進むベクトル↑」が合わさるのだと思う。

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じゃあ後者の方が素晴らしいかって聞かれると、そうではなくて。
「誰かの為に頑張ることで感じる幸せ」と「友達と一緒に感じる幸せ」の両方を感じることが出来たら、それを表すのに矢印が足りなくなるくらいの幸せになります。
単純計算で・・・に、2倍じゃないですか(SAO)

世間一般ではこれらを「幸せベクトル理論」と呼んでいます(大嘘)

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上に挙げた2つが全てではなくて、人それぞれ色んな幸せがあります。
自分の幸せについて考えて、踏み出すことができたなら、幸せの形を変えたり広げられたりするかもしれないです。今回のお話でタミお姉ちゃんが変わることが出来たようにね。
タミがそこに至るまでのナルとのやり取りは、クルものがありました。

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後ろをついて行くだけだったナルが、タミの前へ出て歩いていくシーン。
ナルが憧れていただけで、タミもナルと一緒の普通の女の子だったんですよね。ナルが踏み出して歩いて行く姿を見るタミの瞳のハイライトが揺れ、心揺さぶられているのが分かります。


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大切な人の為に何かをしてあげたい。
でも本当にそれがその人の為になるのか。余計なお節介で、現状より悪い方向へ転んでしまうのでは?
そう考えると、動けないのが人間だと思います。

それでも相手を想って考えているのは事実。それを誠実に切実に伝えられたら、そんなに悪い事にはならないはず。
何よりも一歩踏み出す勇気が、どれだけその人を勇気付けてあげられるか。今のナルには、それが分かるんですよね。

ナルの成長を見ることが出来て、ちょっとした幸せを感じることが出来た『ハナヤマタ』第4話でした。


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web拍手
2014-08-02 14:12 | カテゴリ:ハナヤマタ
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