| ホーム |




ヤヤにとってバンド仲間と一緒にいる音楽室が居場所で、ナルや皆から頼りにされるのが心の拠り所だったわけです。
それがバンドは解散するわ、ナルに「ヤヤちゃんに頼ってばかりはいられない」と言われるわでショックだったでしょうね。
どこにも居場所がないのは、辛いどころの話じゃないです。



一度感じてしまった疎外感というものは厄介で、輪の内側(ナルやハナ)から手を差し伸べられても、なかなか素直に「はいそうですか」とは受け取れません。
同情じゃないのは明らかであっても、勝ち負けじゃないのは頭では分かっていても、気分は晴れず納得がいかない。
ヤヤの性格や立ち位置も手伝って、弱気な部分は見せたくないんですよね。
ナルにとっての"かっこいいヤヤちゃん"で居続けたい、そんな乙女心。



閉じかけたヤヤの心の花を開いたのは、ナルとハナによる泣きつき抱きつきアタックのおかげです。本音でぶつかる(物理)
2人がどれだけ自分の事を案じてくれているのか。「自分を守る強がり」が、大切な友人をどれだけ苦しめているのかという事に気付かされる。
自分も友人も悲しくなる強がりを続けることに、果たしてどれだけの価値があるのか。
ヤヤはちょっと塞ぎ込んで周りが見えなくなっていただけで、本来は自分のプライドよりも友人を想う優しい子だと思います。



ヤヤの心に暗雲が立ち込めて降っていた雨。
ラストには見事パーッと晴れやかに空が澄みきっていて良かったですね。
そしてお馴染みの「花言葉」シリーズ。

何度か映し出されていた紫陽花の花言葉は「移り気」「高慢」「変節」など。
高慢とはいかないまでも、やや強気なヤヤさんが変節を迎える回に相応しい花だったかと。
また、日本的には「団結」「友達」といった意味もあるようで、これまた今話の主題に沿っていて素晴らしいチョイス。
紫陽花は梅雨時期である6月頃に咲く花。
梅雨はいうまでもなく、春と夏の間にありますね。
春=桜(ナル)の季節があり、梅雨明け(ヤヤ)を経て、次は夏の季節。

ここでマチさんの入部が遅くて心配な方に朗報か。
夏の季節花といえば陽の光浴びるあの花、そう「向日葵」です。
OPで部室へ飾っているように、マチさんは向日葵の花が大層お気に入りなご様子。
ってことで、ようやくマチさんの季節くるー?!
http://craft89.blog105.fc2.com/blog-entry-1094.html
- 関連記事
-
- ハナヤマタ 第8話「ミッション・イベント」感想 (2014/08/30)
- ハナヤマタ 第7話「ガール・アイデンティティー」感想 (2014/08/24)
- ハナヤマタ 第6話「トライ・トライ・トライ」感想 (2014/08/18)
トラックバックURL
→
→
7組目 ガール・アイデンティティー 公式サイトからデパートのステージイベントも近づく中、なんだか元気のないヤヤ。どうやら先日のバンドオーディションが関係しているようで…?理由を話そうとしないヤヤを気遣い、力になろうとするなる達だけど、そんななる達にヤヤは思わず感情をぶつけてしまう。 青春と言えばバンド、輝く世界を手に入れる。そんなやる気満々のややだった。バンドの解散が決定する。 サリーちゃん...
ぬる~くまったりと 2014/08/24 Sun 15:16
<記事内アンカー>
ハナヤマタ 第7話「ガール・アイデンティティー」
漫画感想(「名探偵マーニー」10巻)
艦これ夏イベント、延々とE-6攻略中。ハイパー北上さまと妙高、利根などがE-6の旗艦候補として挙げられていたので3人とも温存していましたが、削りについては現在のところ熟練艦載機整備員を装備した利根が大活躍してくれています。高い索敵値と潜水艦マスでのC敗北緩和が彼...
Wisp-Blog 2014/08/24 Sun 16:30
ハナヤマタ #07「ガール・アイデンティティー」
青春を謳歌するための道は一つではない。
例え躓いてもまた歩き始めればいい。
日刊アニログ 2014/08/24 Sun 16:32
| ホーム |