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よさこいの披露が屋上ということで、青空の下で晴れやかに晴れ舞台ですね。
しかし、パーッと手放しには本番を楽しめない緊張やら過去の挫折、姉妹間の確執やらが織り込まれていて、噛み合わない感じがそのままよさこい部の踊りに表れていた印象。



立ちまくっていたナル失敗フラグから、ヤヤに背中を押されての成功フラグに変わった、かと思えばやっぱり失敗してしまって。
ハナの方も顔が紅潮して、なんだか様子がおかしい。
そしてマチはサリー先生が楽しむ姿が目に入り、素直な気持ちでよさこい部の頑張りを見れなかったりで、どこか落ち着かないお話だったと思います。



CDを忘れてマチが届けに来る展開は予想外の絡ませ方で上手いなー、と。
で、そこからよさこい部の踊りを見て素直に感動する、という安直な流れに持っていかなかった点もgood。
サリー先生との溝が強調される作りになっていて、胸が痛むけれどストーリー的には気分が盛り上がっちゃう、そんな乙女心さ(乙女ではない)

鳴子を落として座り込んでしまったナル。
ハナはフォロー出来る状態ではないし、ヤヤとタミが頑張ってどうにか出来る雰囲気でもない。と来れば、この状況に対してサリー先生やマチが何を想い、どう行動に出るか。そこら辺りに注目といったところでしょうか。
相変わらず目が離せない『ハナヤマタ』、次回も楽しみです。

今回を彩る当番花は、ヒマワr・・・ひゃんっ?!向日葵じゃない、だと!?
ま、まて、まだあわわあわてるな。まだわらうな(動揺)
今は伏線という名の種を蒔いてるため、ちょっと仕込みに時間が掛かってるだけっすよ。これから絶対咲かせるから今に見ておれぐぬぬ。

ステージで光を浴びるよさこい部&明るい表情のサリー先生、それを物陰から眺めるマチ。
明/暗を付ける常套的演出。
日陰にいては向日葵は顔を上げられないし、輝けません。

で、今回出てきた花は「ツユクサ(露草)」でしょうか。
前回で梅雨明けしたのですが、降った雨露がまだ残ってるんですね、梅雨だけに。
ツユクサの花言葉は「尊敬」「懐かしい関係」「豊潤」など。
昔の常盤姉妹が描かれていたけど、それが懐かしい関係にあたるかな。
ツユクサは別名「青花」と呼ばれることもあって、画面全体が青で彩られた過去回想にも得心が行きます。

うむ、実に豊潤で瑞々しい花々であった。
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