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ハナヤマタ 第10話「オンセン・ガッシュク」感想

温泉より温かいもの。
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ナル・ハナ・ヤヤの3人は、常盤姉妹の関係修復に直接何かをした訳ではありません。マチの入部を拒む理由も必要もあるわけないんだけど、事情を知らなければ歓迎の気持ちより疑問の方が先に浮かびますよね。

特に納得いかないのがヤヤさんで、自分の立ち位置とやや被るマチは正直な話受け入れ難いでしょう。
部内における各々の役割が定着しつつある所へ、傍目から見て扱い難しそうな先輩が入ってくるんだから少し穏やかじゃありません。

10話はその微妙な不和と居心地の悪さが上手く描かれていました。


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踊りに番傘を取り入れるという提案に、口を挟むマチ。
それは名案!と皆が盛り上がっている所へ、ノリの悪い正論はつまらないです。

でもマチは別に正論を被せたわけじゃなく、振付けを覚え直さないといけなくて「皆について行けなくなる」という不安から漏れてきた言葉なんですよね。

マチの事情を知っている身としては、現状に一杯一杯であることが伝わってくるシーンになっていて胸が締め付けられました。


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"鳴子"一つ取ってみても、皆とは違う赤い鳴子にちょっとした疎外感を抱いちゃってるわけですよ。
録画した動画から聞こえてくるサリー先生+4人の楽しそうな声と、
それを部屋で眺めて1人練習する自分。

自分だけ違う鳴子で、自分だけ遅れている状況から焦りが生まれる。
そりゃ溜め息だって出ます。


上記の描写があるので、皆とお揃いの鳴子を大事そうに抱えるマチさんが愛しく感じるんですよね。
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努力は人に見せないタイプのマチですが、頑張ってるマチに気付けるのが姉妹であるサリー先生とずっと親友やってるタミさんですね。

合宿を通して少しずつ全員の気持ちが繋がっていく様子が丁寧に描かれた『ハナヤマタ』第10話でした。



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満面に咲いたぁあああああ

 
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2014-09-20 01:12 | カテゴリ:ハナヤマタ
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