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艦隊これくしょん -艦これ- 第4話「私たちの出番ネ! Follow me!」感想
 
誰もが俯く、鬱ブッキー&鬱ムッキー展開?
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如月を失った艦隊はお通夜ムード、ということはなくて。
いたって平常運転のようなアイドル対決の乱痴気騒ぎなどなど、金剛達と島風が掻き回すおかげで鎮守府はいつも以上のお祭り状態でした。


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「金剛さんがあんな人だとは思わなかった」
と吹雪が落胆気味だったのは、金剛が如月の一件を知っているにも関わらず底抜けに明るく振る舞う姿を見てガッカリしたからだと思います。

「てーとくー!バーニングラヴ!」って・・・まったく、デリカシーのないレディーね!by暁


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吹雪が疲れている本当の理由は、自分が一体どう振る舞えばいいのか分からないから。

波止場で如月の帰りを待ち続ける睦月に対して、金剛のように元気な姿を見せて勇気づけてあげれば良いのか。励ますべきなのか。
それとも、近くにいてあげて一緒に悲しむべきなのか。

吹雪は仲間の轟沈を受けて悲しいのは確かなのだけど、温度差のある周囲の反応を前に戸惑っているように見えました。


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そんな傷心と戸惑いの中にいる吹雪が金剛達と出撃し、金剛の「大丈夫、ちゃんとわかりますよ」を聞いて自分が思い違いをしていたことに気づかされる流れ。

金剛達が仲間の死に傷付いていないわけではなかった。
悲しみも辛さも全部同じように抱えていて、それでも必死に前を向き、今を生きている。
そして、赤城先輩が言っていた通り飾った言葉なんていらなくて、ただ傍に居て抱きしめられるだけでこんなにも想いは伝わることを。

吹雪が悟らされたそれらは、「そうか、そうなんだ」の呟きに集約されていたんじゃないかと感じました。

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強くないと仲間を守れない。
もう悲しみたくなくて、誰も悲しませたくないのであれば強くなるしかないんですよね。赤城先輩や金剛のように。
今回の作戦には吹雪に今一度戦うことの覚悟と、大切なことに気付かせる意味もあったのかなと思いました。

 
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