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冴えない彼女の育てかた 第8話「当て馬トラウマ回想モード」感想
 
作監補佐に川村敏江さん!
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自分オタクだなぁと自覚するきっかけとなった作品が『こみっくパーティー』なもんで、同人誌や同人そのものに愛着があります。
いつしか同人誌を買う側から作る側にもなり、かれこれ5冊ほど同人誌制作に関わらせてもらっています。寄稿や原案などの協力であって、まだ自分ひとりだけでサークル参加したことはないですが、いつか出せるといいな。自分は絵が描けない人なので、描ける人は本当に尊敬するし羨ましいです。
そんなこんなで自分がもし同人ワールドから卒業する時があるとするなら、それはオタクを辞める時、ってくらい同人誌というものが好き。



何の話だっけ。そうそう英梨々さんが堪らなく可愛かった話でした。
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可愛いだけでなく、夏コミ原稿終わったからゲーム制作の方に専念すると宣言する英梨々さんの頼もしさといったら・・・
もう当て馬とか、『冴えカノ』は恵・詩羽のダブルヒロイン作品だなんて言わせねー!


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掘り出し物に出会えた時の高揚感はすごくて、これだから同人誌はやめられないと言う倫也の気持ちがよく分かります。

そこから売り出しを大々的に応援。良いものは声を大にして良いと叫ぶ倫也さんは、作品への正当な評価を望むタイプですよね。
詩羽の小説の時もそうであったように。
「これだけ良いんだからもっと売れるべき、評価されるべき」、と。

けれど、純粋に評価したつもりでもそこに自己満足が混じることがある。
良いと思う気持ちに嘘はないんだけど、掘り出し物を自慢したい・広めたい拡散型オタの性というか、自分の審美眼は確かなんだと胸を張りたい気持ち。

今回の倫也を見ていて、少しそういった面があるんじゃないかなと思いました。


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出海とは違って、英梨々ちゃん様は誰もが認める売れっ子同人作家。
自分が評価しなくても、自分がわざわざ感想を言わなくても他の誰かが絶賛してくれる。

周りが評価しているもの、評価されて当前なものを褒めるのはぶっちゃけ面白味に欠けるんですよね。
周りの評価に、自分の声が埋もれてしまうから。
なら別に感想書かなくていいよね?と熱が冷めていく感覚。ブロガーあるある。


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作品を作ってる側からしたら、そんなん知らねーよって感じですよね。

しかも英梨々の場合、どこぞのうまのほねさん方からの評価より、倫也の感想が聞きたいのであって。
人気や立ち位置でバイアスが掛かった柏木エリとしてじゃなく、今目の前にいる等身大の自分を見てほしい。

そう訴えかける英梨々さんの涙に胸を突かれた冴えカノ第8話でした。

 
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