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ユーリ!!! on ICE 第12話「超超超がんばらんば!!!グランプリファイナルFS」感想

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勇利のフリースケーティングに心動かされた後の展開が、すべてを超超超・超越していったので打ち震えました。

ユリオが高みに到達できたのは、ヴィクトルと勇利の存在があったからだと改めて。最終話エピローグでの勇利の語りでもあったように、シニア1年目であるユリオにとってグランプリファイナルの頂点は『一人で抱えるには大きすぎる夢』で『辿り着けない場所』だったと思います。

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最終競技前にヴィクトルがヤコフに話しかける場面。ここでヴィクトルがユリオに託した想いと、ユリオが優勝することでの想いの結実に涙するのです。

ヴィクトルは"勇利に金を獲らせたくない"がために、ユリオ達に話しかけたんだよね。
ヴィクトルは勇利に引退を決めてほしくないから。

FS歴代最高得点で金メダルを獲得してしまえば、勇利は思い残すことがなくなり引退してしまう事でしょう。
勇利の引退を阻止するには、有終の美を飾らせない必要がある。それが出来るのはファイナル未出場のヴィクトル・ニキフォロフではなく、ユーリ・プリセツキーただ一人。ヴィクトルは競技者ではない自分をさぞかし呪ったことと思う。

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だから、ヴィクトルは縋る気持ちでユリオのところに来たのだと思ってる。
不作法だと重々承知の上で、競技直前の集中している大事な瞬間にユリオへ話しかけ、勇利の引退をほのめかした。
ヴィクトル復帰の話より、勇利の引退に食ってかかるユリオ。そしてヴィクトルに抱きしめられたときに彼の真意を悟ります。

託された想いに呼応するように滑るユリオの姿の、なんと気高く、美しいことか。ユリオもまた、唯一無二の好敵手である勇利を引き留めたい、その気持ちを前面に出して気迫でプレッシャーに打ち克てた。競技を終えたあとにユリオが流す、安堵とも取れる涙がすごく胸を打つんですよね。。
大舞台での経験が浅いユリオがプレッシャーに押し潰されなかったのは、上述の通り一人では成し得なかったことだと思うから。
あとはもちろんユリオの競技に惹き付けられる勇利の反応もね。何から何まで感動的でした。

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競技復帰&コーチ継続宣言が超いけてるんだよなぁ、これだからヴィクトルかっこいんだよなぁ。

勇利とユリオ、ヴィクトルで争われる大会に思いを馳せて、『ユーリ!!! on ICE』視聴を終えたいと思います。ありがとうございました!

 
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web拍手
2016-12-31 16:22 | カテゴリ:ユーリ!!! on ICE
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